ワンコの「る太郎」〜深イイ話〜

一昨年から犬を飼っています。

名前は「る太郎クン」といって、トイプードルの中でも一番小さいタイプのティーカッププードルです。

あっという間に我が家のアイドルとなった彼はお散歩が大好きで、いつも30〜40分はほぼ走り通しです。

1年後にはさくら市内の小型犬では最強の心肺機能を持つまでに成長しました。

特技は逆さマーキングという危険な技で、失敗してよく自分に引っかけていました。

 

そんな「る太郎」が昨年10月、長女と散歩中に、幼児が連れた中型犬に突然噛み付かれ、

第12胸椎脱臼骨折、肋骨3本を骨折という大ケガを負ってしまいました。

何とか一命は取り留めましたが、治療室の「る太郎」は全く動くことができず、

長女も止められなかった自分を責めて落ち込んでしまい、

その一瞬で我が家はとても重苦しい雰囲気になってしまいました。

 

こんなにもあっけなく日常は変わってしまうのかと驚きもありましたし、

小さな子に散歩をさせていた相手を恨んだり腹を立てて、気持ちが前向きになれませんでした。

そんな中「る太郎」は入院3日目位から1日1日少しずつ元気を取り戻して、

1ヵ月後には無事退院することができましが、下半身不随という後遺症が残りました。

 

当たり前かもしれませんが、犬は下半身が動かなくても自分の境遇を嘆いたり誰かを恨んだりしません。

そんなことは気にもせず「る太郎」はいつもどおりでした。

おかげで家族も元気になりました。 る太郎.jpg

今は車椅子で元気に散歩しています。

すると話しかけてくれるほとんどの人が「かわいそうね」と言ってきます。

でもかわいそうかどうかは、「る太郎」が決めることで、彼はいつでも自然体です。

今日も元気にお散歩へ行きます。

 

塩谷支部 加藤芳昭