なめらかな お肌恋しい 季節かな

子どものころ、おばあちゃんが指をペロッと舐めてから

本のページをめくるのを見て不思議に思った記憶がある。

「なぜ、いちいち指を舐めるんだろう、汚いなぁ…」

半世紀生きてきて、答えがやっとわかった。

皮膚の潤いがなくなっているのである。

特に冬季の乾燥はそれに拍車をかける。

新聞がめくれないのはあたりまえで、爪の生え際がささくれる。

手も唇もがカサカサ、脛は粉が吹いている。朝はのどがカラカラで目が覚める。

暖房のせいもあるだろう。

家中の空気が乾燥し、水分は結露だけ。

冬場の加湿器は必需品だ。保湿スキンケア商品も秋口から売り上げが伸びる。

西高東低の気圧配置で晴れの日が続く関東地方はこれが常識だ。

 

そして、冬の風物詩インフルエンザ。

インフルエンザウイルスは低温と乾燥が大好きなので、日本では冬に大流行することが知られている。

予防接種など一度もしたことはないし、感染するわけはないと高をくくっていたが、一昨年の暮れ、ついに感染した。

イナビルという特効薬で事なきを得たが、熱と関節痛がひどかった。

 

乾燥を防ぐことはできないが対処法はある。

暖房器具は石油ストーブ・ガスファンヒーターよりもエアコン・電気ストーブの方が乾燥しやすいらしい。

加湿器は顔周りを保湿するものや、加湿機能付き空気清浄機、スチーム式や超音波式・気化式などが出回っている。

特に、今年は中国で発生した新型コロナウイルスが猛威を振るい、予断を許さない状況となっている。

 

当然「冬には乾燥がつきもの」だと思っていた。

ところが、当院に通ってきている福井県出身の患者さんによると

「北陸の冬の空は毎日がねずみ色、太陽を拝めるのは2〜3日。雪は重く湿っていてベチャベチャ」

だから除湿をするのが基本だそうだ。

ところ変わればなんとかとは言うが、う〜ん、日本は広い。

不識院後光守

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