先達の偉業尊び、技術伝承誓う
当会の創立95周年、社団法人設立40周年、協同組合設立22周年を迎え、
記念事業の一環として建立した記念碑の除幕式が、平成29年1月28日に当会館で行われました。
この記念碑は、萩原正(当会名誉会長)・萩原利光(当会相談役)
・故萩原秀吉(当会元総務部長)3氏の実父で、
柔道整復術国家資格公認に尽力した萩原七郎氏を称えたものです。
七郎氏は柔道整復術公認のため、1913年に柔道接骨術公認期成会(会長竹岡宇三郎)を発足。
私財をなげうって東奔西走、東郷平八郎元帥への直談判や、議会に向けた請願運動の結果
1920年ついに公認を獲得しました。
石碑は高さ約2m、幅約1mの鏡面仕上げで、東郷元帥から贈られた「武醫同術」の言葉が刻まれています。
書は福田富一栃木県知事の揮毫です。
代表者あいさつに立った片岡会長は、萩原七郎氏をはじめ、
法制化に尽力された方々の偉業をたたえるとともに
「素晴らしい技術である柔道整復師術を後世に伝えていくことが、私たちに課せられた責務である」
と誓いました。
広報部