旬のものは、おいしく栄養価も高い!という「旬」とは何?

 春夏秋冬、四季の移り変わりがはっきりしている日本では、それぞれの季節ごとにおいしい食べ物があります。その季節のまっさかりのものを旬のものといいます。ときどき、旬とは、めずらしいものとか、まだ出まわらない内の出始めのものと誤解している方がいますが、決してそういうものではありません。

 もともとこの旬という言葉は、月の上旬(上旬)、中旬、下旬などと1ヶ月を3つにわけた旬(じゅん)のことで、1旬は10日間ということになります。

 保存方法が難しかった昔は、季節ごとにおいしくなる野菜や魚などに対して、特においしさのヤマは10日間ほどだということで、旬(じゅん)を旬(しゅん)という言葉に置き換えたのです。昔の料理は、1旬ごと(10日ごと)に、それぞれの旬のものを使って献立を変えるのを大切にしていたのです。

 保存技術も向上するとともに温室栽培、養殖などで季節を問わずいつでも手に入るようになりましたが、食養生で考えると、季節季節にとれる旬のものは、その季節に合った陰陽バランスの取れたものがほとんどで、とくに身の周りでまっさかりの時期にとれたものが最良とされています。ぜひ、真の「旬」を味わいながら健康管理をしていただきたいと思います。

腰や膝、肩などが痛むときは冷やしたほうがいいですかそれとも温めたほうがいいですか?とよく聞かれます。これについて・・・

■寒冷療法(かんれいりょうほう)…患部を冷やす治療です。
  冷やすことで炎症を抑えたり、痛みの感覚を鈍らせたり、筋肉 軽減 

  させたりします。
  大切なのは「急性期の炎症がある場合に行う」治療であることです。

  患部が熱を持っていたり、赤く腫れていたりする時は、この寒冷 

  療法を行う目安になります。

(たとえば、風邪で熱があるときに、氷まくらや氷嚢を使うのと同じです。)
■温熱療法(おんねつりょうほう)…患部を温める治療です。
  慢性期の痛みを緩和したり、関節の拘縮(動きの制限)を改善した 

り、筋肉の緊張を解くために行います。
  整骨院では、以下のような温熱療法があります。

「ホットパック」:温めたパックを患部に当てる。 

「マイクロウェーブ」:電磁波で体の深部まで温める。

「パラフィン浴」:溶けた蝋によって四肢を温める。

                               などなど・・・。
  家庭では、入浴によって温めたり、使い捨てカイロで

  患部を温めたりするのが効果的です。
   <注意点> 急性炎症や外傷の急性期には、

   症状を悪化させることになるので、行ってはいけません!
  一般的に肩こりの場合、慢性的であることが多いので

  「温熱療法」が効果的でしょう。
  ただし、肩こりは慢性的であっても一時的に痛みが増悪したり、

  つっぱり感が悪化したりする場合は「寒冷療法」も良いと思います。
  大切なのはこれ ・・・ 

  「寒冷療法」 → 急性期の炎症   

  「温熱療法」 → 慢性期の症状
                          ぜひ、目安にして下さいね!

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