男体山登拝祭救護活動 当会から4人の有志が参加協力 2018.07.31
私はもともと登山が好きで5年前から「トレイルランニング」という競技をやっています。
以前に男体山登頂の経験もあるため、今年は「男体山登拝祭救護奉仕団」に参加し、山頂班に就きました。
7月31日午後1時、二荒山中宮祠社務所に集合。
4合目と7合目で救護所テント設置作業などを済ませ、山頂班は荷物を持って登山開始です。
トレランで走る時より数倍重いザックを背負っての登頂でした。
頂上用無線局を設置したらしばしの休憩と夕食を摂りました。
夜になり山頂の気温は急降下、フリースに着替え、寝袋の中で2時間ほど仮眠を取りました。
午前1時、救護所を開設して間もなく登頂者が現れました。
なんと1時間16分でたどり着いたそうです。
その後、次々と登頂してくる方々をチェックしていきました。
登拝祭ということで、白装束で登る方も多く、朝方の山頂の気温の急激な低下に体温を一気に奪われ、
脱水症状を併発し、体調を崩す方が多くみられました。
ゴールはあくまでも下山した社務所で、ここ山頂は折り返し点でしかありません。
下肢の不調を訴える方には、無事下山できるようにテーピングをしたり、筋肉のケアをしたり、
また、足の状態を本人に自覚させたりと、とにかく無理をしないように伝えました。